株式会社アヴェントハウス

2023年7月 建築業界トピックス

建築知識

2023.07.01

建築物リフォーム・リニューアルは9.4%減

国土交通省

 

2022年度第3四半期の建築物リフォーム・リニューアル調査の結果を公表した。
全体の受注高は前年度同期比9.4%減。

 

 
 

電気代高騰はこれからが本番

建設経済研究所

 

電力大手7社は2023年6月から家庭向け電気料金を値上げした。9月に期限を迎える激変緩和措置も継続されるのか予断を許さない。電気料金高騰の先行きが懸念される中、省エネ住宅への期待が高まっている。

 

 
 

ODA COLLECTION

 

2023年6⽉旭川デザインウィークが開催されました。今回は、北海道旭川市、東川町、東神楽町にまたがる、⼤雪⼭を望む家具産地に、世界に類を⾒ないユニークな椅⼦と⽇⽤品のコレクションを持つ、椅⼦研究家の織⽥憲嗣⽒が持つ『織⽥コレクション』をご紹介します。世界でたった⼀脚の、つくられた名作が、ここにある織⽥コレクションの最⼤の特徴は、素材、労働、流通すべてにおいて健全に製造された本物だけが、織⽥憲嗣⽒ひとりの価値観と審美眼で集められていることです。地域や時代、国が異なっても統⼀感がるのはそのためです。アフリカの⽊を削り出した腰掛けなどにも、プリミティブなものだけが持つ“無意識の美”があると織⽥⽒は話します。ハンス・J・ウェグナーの最⾼傑作『ザ・チェアー』では、試作の1脚・製作した⼯房が異なるもの、時代を経てリデザインされたものなど、4脚を所蔵します。『完成品と同じくらい、完成に近づいていくデザインに変遷、プロセスが重要なのです』(織⽥⽒)

 

 

ひとりの研究者が、1350脚を持つことの意味現在所蔵するのは複数あるものを1種類として約1350種類、テーブルやデスク75点、キャビネット50本などと合わせ、家具だけでも世界のデザインミュージアムと肩を並べるボリュームと資料価値を持つまでになっています。これだけの量が「1箇所に存在していること」が織⽥コレクションの価値です。「核」となるアイテム群とそれを補完する「準核」群、さらにそれを⽀える⾁付け群としてまとまってあることで。書籍を出版する場合や展⽰会を開く場合でも、切り⼝は無限に広がります。

 
コレクション
 

※写真等の資料はリーフレット(ODA COLLECTION)より転載

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