2022年4月 建築業界トピックス
建築知識
2022.04.27
住宅確保要配慮者専用賃貸住宅改修事業
国土交通省
『住宅確保要配慮者円滑入居賃貸住宅』とは、高齢者、低所得者、子育て世帯、障害者、被災者等の入居を拒まない住まいで、耐震性、一定の面積、設備等の基準を備えた賃貸住宅です。
補助対象工事には省エネルギー改修工事、交流スペース設置工事などを追加する。4月に補助対象事業を募集します。
火災から守る
火災とは
一般の住宅では、毎年多くの火災が発生しており、調理器具や暖房器具、タバコをはじめ、電気機器や配線器具の誤った使用による『電気火災』等、火災の発生原因は日常の中に多くあります。例として、電気ストーブに布団等が触れて発火したり、束ねた延長コードが熱を持って発火するケースが挙げられます。
火災の特長
①火災は、空気が乾燥している時に起こり易く、風が強いと燃え広がり易い
②プラグとコンセントの隙間の埃や湿気が原因となり、素化することがある
③長年の使用によって劣化した電化製品が発熱・発火し、火災の原因になる
④発泡スチロール・プラスチックが燃えた時は多くの煙が発生する
⑤IHクッキングヒーターでも、少量の天ぷら油から火災につながる
火災から生命・財産を守るために
隣家対策(もらい火)
・延焼のおそれのある部分:外壁や軒裏
内部火災対策
出火防止(内装制限・不燃材・区画化等)→早期発見(火災報知器)
→初期消火(消化器・防火知識)→避難(遅れない・二方向避難経路確保)